犬という名の猫な歌会。

48)稲荷辺長太

遠いのか近いのかさえ判らない青い透明のシャツを着る日の

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46）お気楽堂

金色に輝くオーラ見にまとい会いに行くから悔やんで見せて

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44）お気楽堂

期日なら死ぬ日でいいでしょ人生の帳尻なんてどうせ赤字よ

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45）犬飼 信吾

ねぇチルチルみつけたよ青い鳥　手と手の中であわさるしわとしわ

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43） 新井 蜜

いろいろな色に染まってしまったが生まれたままできみに会いたい

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42) リュウグウノツカイ

軽率でなんのとりえもないぼくに「アイラヴュー」ってか（苦笑）砂色の肌

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41) アワフキ

肌色にとろける熱に満たされて世界の終わりを祈るほど好き

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40） シラガ

姉さんの匂い残してほどかれるもうすぐ僕に着せられる赤

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39） オイシャハン

口唇が落とす一つの嘘ごとに黒のインクが染みこんでくる

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38） ウタウタイ

コーヒーにつかったようなような思い出にうそにまみれた色を重ねた

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